外来診療

疾患・検査詳細

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心療内科・精神科

うつ病

 症状は、気分が憂うつで、全くやる気が起こらず、「自分はだめな人間だ」と悲観的になったり、「大変な過ちを犯してしまった」と自責的になったりします。頭痛、不眠、食欲低下、体重減少、性欲低下などの身体症状も伴います。朝が特に気分が重いが夕方になると気分が少し良くなってくるといった症状の日内変動が特徴的です。このような症状は、誰にでも起こることがありますが、生活が成り立たないほど症状が重たくて長期間持続する場合にうつ病と診断されます。男性より女性に多い病気です。治療は休養と薬物治療が必要です。

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不安障害

 もともと心配性の方が、疲れやストレスが重なっている時に、めまい症、風邪、胃腸炎などにかかり、それ以後ずっと体調不良と強い不安感が持続するようになるのが不安障害です。やはり病気と診断されるからには、症状のために生活が成り立たないことが条件です。不安があるから(注意が症状に向かい)症状が起こり、症状が起こるから不安になるといった悪循環により、雪だるま式に症状が激しくなります。治療は悪循環のメカニズムを理解し、無用な心配をせずに症状をあるがままに受け入れる様にします。
 

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パニック障害

 運転中や会議中などに突然、動悸や息苦しさが起こり「このまま死んでしまうのではないか」と思うほどの恐怖を覚えるパニック発作が繰り返し起こり、さらにきっかけが無くても起こるようになり、「また発作が起こるのではないか」と不安になり、外出したり独りで居たりすることもできなくなる病気です。治療は薬物治療と、少しずつ不安に打ち勝って外出するなど行動を通じて行います。
 

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認知症

 認知症では、物覚えが悪い(記銘力障害)、日時や場所が分からなくなる(見当識障害)、道に迷う(空間認知機能障害)などの症状を来してきます。脳梗塞や脳出血後におこる脳血管性認知症、海馬・側頭葉・頭頂葉の萎縮によるアルツハイマー病型認知症、パーキンソン症状や幻視が特徴のレビー小体病型認知症などがあります。症状の特徴や画像診断によりどのタイプの認知症であるかを診断します。さらに危険因子である高血圧、糖尿病、高脂血症や喫煙、飲酒、肥満、運動不足などの評価と対策が必要です。治療はアルツハイマー病型認知症には抗認知症薬を使用します。また興奮や攻撃性などの異常行動やうつ状態などの症状に対しては、症状を改善するような薬物治療を行います。また介護保険を利用してデイケアに通い生活リズムを改善し人との関わりを持つことで良い刺激を受けることが出来ます。
 

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