糖尿病センターについて

糖尿病治療の主治医はあなたです！

　玉野・岡山南地区を中心に糖尿病患者の治療、合併症の早期発見に取り組んでいます。糖尿病治療に関わる多職種のチームメンバーが、患者様一人一人に対応したきめ細やかな診療を実践致します。

概要

• 日本糖尿病学会認定の糖尿病専門医が診療を行います。
• 糖尿病性昏睡など緊急を要する疾患にも対応いたします。
• 医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、歯科衛生士によるチーム医療を行います。
• 糖尿病のさまざまな合併症の早期発見、適切な管理を行います。
• 眼科、皮膚科、形成外科、循環器内科、脳外科等との連携を行います。

診療科紹介

　現在、わが国では糖尿病患者が激増し、大きな社会問題となっています。糖尿病は血糖値が高くなり、それが原因となって全身の臓器に様々な合併症をひきおこす病気です。糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症は3大合併症と言われています。それ以外にも狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、下肢の動脈硬化症、足潰瘍や壊疽など、動脈硬化を基盤とする病気も非常に起こりやすくなり、患者様の生活に悪影響を及ぼしています。

　糖尿病治療の目標は、適切な治療と患者様自身が生活習慣を改善することで、血糖・血圧等を正常に保ち、合併症を防ぐことです。
　目標達成のためには、多くの医療スタッフの協力が必要であり、当院では糖尿病専門医を中心として、専門的知識を持った医療スタッフが連携して糖尿病治療に取り組んでいます。

外来診療

• インスリン導入外来
  　現在インスリン治療が必要とされる患者様が急増しています。当院では通常外来でも外来インスリン導入パスを利用し、インスリン導入、自己血糖測定の指導を行っています。
  また低血糖時の対応や食事がとれないシックデイの対応についてもパンフレットを作成し指導しています。
• フットケア外来(毎週金曜日午後；完全予約制)
  　糖尿病による神経障害や下肢の血流低下、水虫などの感染などが原因となり、糖尿病足病変(潰瘍、壊疽)に罹患する患者様が近年急増しています。当院では、糖尿病フットケア外来を開設し、形成外科と連携をとり、足病変の予防、足のケア・処置等を行っています。

入院診療

　クリニカルパスを利用した糖尿病教育入院には、2週間コースがあります。糖尿病教室に参加して糖尿病についての正しい知識、食事療法・運動療法の進め方などを習得していただきます。
　膵臓のインスリン分泌能を評価し、患者様一人一人の病態に応じた適切な治療を提案します。
　糖尿病の合併症である細小血管症(神経障害、網膜症、腎症)と大血管障害(狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症)についても精査し、必要に応じて合併症に対する治療も行います。

糖尿病教室のご案内

（2週間コース：水曜日開始）

一週目

二週目

糖尿病教室風景

糖尿病教室　試食会

糖尿病教室　運動療法

糖尿病チームの活動

糖尿病チーム定例会

労災病院 糖尿病新聞「ひまわり新聞」32号

糖尿病患者会

　当院では「ひまわり会」という患者会があります。毎年ウォークラリー参加、日帰り旅行などを開催し、糖尿病患者様同士の親睦を深め、知識の向上を図っています。
　「ひまわり会」に入会されますと、日本糖尿病協会の岡山県支部/岡山糖尿病協会に入会することになり、日本糖尿病協会から月刊誌「さかえ」が送られてきます。

糖尿病勉強会・食事会

平成22年

平成23年

平成24年