病院概要

病院概要イメージ
21診療科、病床数358床を擁する岡山県内でも有数の高機能病院として、急性期医療全般を担う病院として発展しています。

当院には診療機能を集中し疾患の治療に当たるために、呼吸器病センター、脳卒中センター、人工関節センター、糖尿病センター、循環器病センター、消化器病センター、化学療法センター、腰痛センター、ヘルニアセンター、アスベスト疾患ブロックセンター、アスベスト関連疾患研究センター、勤労者医療総合センターの12センターがあります。

また現在の労災病院の役割として、働く人のための勤労者医療が重要な分野です。働く人々の健康の保持・増進から職場復帰に伴う就労に対する医学的支援に至る総合的な医療を実践しています。近年の社会構造の変化により、社会で働く人々の構成も変化し、壮年期から高齢者まで幅広い労働力を必要とする社会にたいする医療の支援、女性の社会進出にともなう女性の就労を支援する医療、社会で働く人々を送り出す家族を支援する医療、これらすべてが現在の労災病院の大きな役割となって来ました。

地域の人たちを守る救急医療は本院の大きな指命であり、新館完成に伴い、平成25年5月からは、ICUを10床に増床しHCUも新たに8床開設し、救急や術後などの重症患者の治療に対応しています。

院長挨拶

~2019年度を迎えて~

院長写真

 岡山ろうさい病院は昭和30年に内科、外科、整形外科の3診療科と病床数30床で現在の地に開設されました。平成25年に7階建ての色彩豊かな新館が完成、平成27年には開院60周年を迎えました。現在、岡山市南区、玉野市の中核病院として21の診療科、13の専門センターを設置し、ICU10床、HCU8床を含む358床の総合病院として急性期医療・2次救急医療を担当しています。
 13の専門センターは、「脊椎脊髄センター」「人工関節センター」「乳癌治療・乳房再建センター」「消化器病センター」「呼吸器病センター」「アスベスト疾患ブロックセンター、同研究センター」「脳卒中センター」「糖尿病センター」「循環器病センター」「腰痛センター」「化学療法センター」「アレルギーセンター」「ヘルニアセンター」からなっています。最近のトピックスとしては、1)脊椎脊髄手術で全国的に著名な田中雅人医師が副院長として着任したことから、県外県内から多くの患者様が手術を受けに来られていること、2)呼吸器アレルギーが専門の金廣有彦医師が副院長として着任、喘息などの呼吸器アレルギー疾患に対して高度な治療が行われていることなどが挙げられます。
  21の診療科は、垣根が低く緊密な連携体制ができているのも当院の特徴の一つです。この中には「女性のための総合外来」も含まれています。また、健康診断部も充実していますので、皆さんの健康管理にご利用ください。
 さらに、患者様の立場に立ったきめ細かい医療を行うため、平成28年「患者サポートセンター」を開設しました。このサポートセンターの中には①地域医療連携室(前方支援担当)、②退院調整室(後方支援担当)、③医療福祉相談室、④チーム医療連携室(感染対策、褥瘡・スキンケア、がん相談支援、口腔ケア)の4つの部門が設置されています。この4つの部門が密に連携を図ることにより、患者サポート機能をさらに強化していきます。
 近年、がんの治療は進歩し、治療を続けながら働き続けることができるようになってきました。「病気でも働き続けたい」そんな働く人の気持ちを応援するために、岡山ろうさい病院は両立に関する各種の支援を無料で提供しています。
 岡山ろうさい病院へのアクセスも良くなりました。現在、岡山駅から岡電バスの病院構内への乗り入れ、玉野市からのバスの乗り入れが行われています。
 私たち岡山ろうさい病院は、穏やかな環境で良質な医療を受けていただくことができるように、これからも全職員一丸となって努力していきます。

令和元年 病院長 三好 新一郎

病院理念

『地域の人々に最適の医療を提供し、働く人の健康を守ります。』

基本方針

  • 患者の権利を尊重し、尊厳を守ります。
  • 地域の中核病院として、一人ひとりに最適な医療を提供します。
  • 治療と就労の両立支援を推進します。

患者の権利について

  • 良質な医療を平等に受ける権利
  • 充分に理解できるまで説明を受ける権利
  • 医療行為を選択あるいは拒否する権利
  • 診療に関する自己の記録などの情報を得る権利
  • 個人情報が保護される権利
  • セカンドオピニオンを求める権利

患者の責務について

  • 自分の症状について、必要なことを正確に伝えてください。
  • 診療上の必要な指示は守ってください。
  • 医師・看護師をはじめ職員の指示に従ってください。
  • 病院の快適な医療環境の維持にご協力ください。
  • 病院敷地内での飲酒、喫煙は禁止します。
  • 職員に暴力・暴言などを行った場合は院外に退去していただくことがあります。
  • 診療にかかる費用は指定された期日内にお支払いください。

沿革

 岡山県では、経済の発展に伴う労働災害の増加に対応するため、労働省に対し、岡山労働組合連合会・使用者団体等の労使関係者を始めとする県民一体の労災病院誘致運動を展開した。その結果、当院は昭和28年に設置が決定され、岡山市築港緑町に敷地の提供を受け、開院される運びとなった。

 建設工事は、昭和29年4月に開始され、翌30年3月に病院本館の一部が竣工した段階で、地元の要請に応えるため、内科、外科、整形外科の3診療科と病床数30床をもって診療を開始した。

 引き続き工事は継続され、昭和32年4月には上記3診療科のほか眼科、耳鼻咽喉科を加えた5診療科、病床数250床の病院となった。

 その後も、診療科の増設と増改築工事を行って、昭和46年1月には11診療科となり、病床数も401床の総合病院へと発展し、昭和48年には良質な看護の提供を目指して看護専門学校を併設した。

 時の経過とともに、病院近隣は工業地として整備される一方、閑静な住宅地のベッドタウンとしても急速な発展を遂げてきた。 これを受けて当院は、著しく発展する岡山市南部地区における中核病院として、進展する医療及び勤労者の多様な医療ニーズに対応するため、昭和57年度から5カ年計画をもって、本館及び外来診療棟の増改築と併せて既存病棟及び管理棟の改修に加えて50床の増床を行い、昭和62年4月には451床となった。

 その後、病床運用の効率化を図るため、病棟の一部を改修し、平成16年9月には現在の418床となった。 救急医療については、昭和40年に救急病院の告示を受けて院内救急体制を整備・拡充し、24時間体制による救急患者の受け入れを積極的に実施している。

 臨床研修については、平成7年4月から研修医の養成を行う病院として厚生省(当時)の臨床研修病院の指定を受け、教育病院として役割を担っている。また、新医師臨床研修制度の必修化に伴い、平成15年10月1日に、管理型臨床研修病院の指定を受けた。

 一方、労働災害による死傷者数は長期的には減少しているものの、職業性疾病が後を絶たず、加えて、近年の産業構造の変化、職場環境の変化に伴い、勤労者を取り巻く新たな健康障害が問題となっていることから、作業関連疾患や負傷等に対する予防から治療、早期リハビリ、職場復帰に至る一貫した高度かつ専門医療である勤労者医療を積極的に推進するとともに、地域住民に信頼される地域の中核的病院として機能している。

 当院の母体である労働者健康安全機構(旧;労働福祉事業団)は平成16年4月から独立行政法人へ移行し、当院も、これまで以上に労災疾病等にかかる高度・専門的医療の実践やモデル医療、予防医療の研究・開発を行うとともに、それらの研究・開発成果を地域の労災指定医療機関や開業医、産業医に対して提供するという勤労者医療の中核的役割を担っている。

 

 また、従来から労災病院が重点的に取り組む労災疾病12分野(現在13分野)医学研究・開発、普及事業における「粉じん等による呼吸器疾患」分野の協力病院として取り組んできたが、平成18年4月からは、新たに「アスベスト関連疾患」分野が加えられ、これまでの診療・研究実績等から、当院が中核病院として指定された。
 平成19年10月には、地域医療支援病院の指定を受け現在に至っている。

 増改築により、平成25年5月1日新棟完成。ICU10床、HCU8床を含む358床となる。

特色

 当院は、開院以来、県東部の耐火煉瓦製造工場地帯に多発するじん肺患者に対応するため、じん肺医療施設を充実するなど被災患者の社会復帰の援助に努めてきました。

 最近、社会的関心が高まっているアスベスト関連疾患については、わが国において研究機能を備えた中核病院としての指定を受けています。

 一方、産業構造の変化や職場環境の変化に伴う疾病構造の変化等多様化する疾病の予防から治療、早期リハビリ、社会復帰に至る勤労者医療を積極的に推進するため、勤労者専門センターを設置しています。

 また、救急医療については、岡山県南東部の救急医療に参加し、救急患者を積極的に受け入れています。さらに、内科が夜間二次救急(週1回)、休日二次救急(月1回)の輪番制に参加するとともに、小児科についても、夜間二次救急(月2回)の輪番制に参加するなど24時間体制で救急患者を積極的に受け入れています。さらに、当院は研修医の養成を行う厚生労働省の臨床研修病院の指定を受け、教育病院としての役割も担っています。

病院概要

開設者 独立行政法人労働者健康安全機構
住所 〒702-8055
岡山県岡山市南区築港緑町1-10-25
TEL 086-262-0131(代表)
FAX 086-262-3391
Eメール shomu2@okayamah.johas.go.jp
駐車場 324台
病院長 三好 新一郎
病床数 358床(うちICU10床、HCU8床)
病棟看護体制 7:1
診療科 内科・精神科・心療内科・呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・腫瘍内科・小児科・外科・整形外科・形成外科・脳神経外科・泌尿器科・ 婦人科・眼科・耳鼻咽喉科・リハビリテーション科・放射線科・麻酔科・皮膚科・病理診断科

病院紹介

病棟紹介

4階オレンジ病棟(人工関節センター)

当病棟は、人工関節センターとして股関節・膝関節につらい症状をお持ちの患者様と手・足の骨折の患者様が治療の対象となる病棟です。
人工関節手術後は痛みがとれ、生活の質が回復するので、喜ばれています。術後のリハビリ期は明るく元気に応援させていただいています。

4階グリーン病棟

脊椎疾患を中心とした整形外科と小児科の病棟です。乳幼児から高齢者の患者様まで幅広く対応しています。入院された方々の立場に立った看護を目指しています。
かわいい子供達からパワーをもらって毎日がんばっています。

5階オレンジ病棟

 脳卒中センターと形成外科・眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科の患者様が入院されている病棟です。急性期手術からリハビリテーションまで、患者様が早期に家庭・社会に復帰されることを願い、患者様中心の医療を提供しています。

5階グリーン病棟

 心不全・虚血性疾患などあらゆる循環器疾患に対し、また白血病・悪性リンパ腫などの造血器悪性疾患のみならず良性疾患に対しても対応できるチーム医療の提供に積極的に取り組んでいます。チーム医療の一員として専門性の高い看護の提供と、患者にやさしい看護の提供を目指しています。

6階グリーン病棟

 6階グリーン病棟は、婦人科・泌尿器科・外科・内科系の患者様を対象とした混合病棟です。超高齢化社会になり加齢からくるさまざまな症状の治療、看護に力をいれています。患者・家族の声が反映する病棟でありたいとスタッフ一同心がげています。

ICU

 男性看護師も増え、若さと活力が満ち溢れています。

HCU

 新しいスタッフも加わり、同じフロアの5階グリーン病棟と協力しながら毎日頑張っています。

6階オレンジ病棟

 私たちは私の家族が受けたいやさしい医療、退院後の生活を見据えた看護を提供することを目指しています。

7階病棟

 呼吸器病センターとして肺癌やアスベスト関連疾患の患者様を多く受け入れています。呼吸器疾患の方々の早期回復を願って看護を提供しています、また慢性呼吸不全患者様へ在宅酸素療法を導入し、生活の質をおとさないよう支援しています。がん化学療法認定看護師も活躍しています。みんな、明るく元気に働いていま~す。

手術室

手術室

 手術を受けるすべての患者様が安全で安心な環境を提供できるように医師、看護師、その他の専門職と連携して専門性の高いチーム医療を目指しています。人工関節手術、腹腔鏡・胸腔鏡を用いた鏡視下の低侵襲手術、眼科の日帰り手術など皆様の要望にこたえられるよう努力しています。また、夜間・休日の緊急手術にも迅速に対応しています。 体力に自信あり。

外来紹介

専門外来

 糖尿病、膠原病、喘息、睡眠時無呼吸、緩和ケア、ピロリ菌、心臓リハビリ、側弯症、女性のための総合外来、 リウマチ、スポーツ、ストーマ外来など多くの専門性を持った外来を行っています。また、がん看護専門看護師、 WOC認定看護師、糖尿病看護認定看護師等も活躍しています。

救急外来

 24時間対応しています。

アスベスト疾患ブロックセンター

 アスベストに対して、健診、診療、電話相談を行っています。

治療就労両立支援部